「コンサルタント × コンサルタント」 「コンサルタント × コンサルタント」

#Cross Talk

Cross Talk#001 「コンサルタント × コンサルタント」

コンサルタントを志した理由は?
仕事を通して発見した人事領域に特化した
コンサルティング・サービスの醍醐味とは?
コンサルタントとは、どういう仕事なんでしょうか?

Thema
「コンサルタント」という仕事

N.Y

N.Y
業務コンサルティング部
業務コンサルタント
2019年新卒入社

M.H

M.H
業務コンサルティング部
部長

コンサルタントという職業を志した理由は?

コンサルタントという職業を志した理由は?

N.Y:

オデッセイに入社する前は、工学系の大学院で研究活動をしていて、課題の発見と解決を繰り返す日々でした。ですので、就職活動を始めた当初は、自分の研究テーマが活かせる製造業が就職先だと思っていました。

しかし、実際に研究テーマを活かすことができる企業が少なかったこともあり、業界の視野を広げてみることにしました。研究で培った「課題を明らかにして、解決する能力」は自分の「強み」になり得ると考え、課題を解決する仕事として、コンサルタントを志望するようになりました。

M.H:

私の場合は、大学卒業後に新卒で製造メーカーに就職しました。製造現場で、製造に必要な製造ラインを組んだり、品質維持を行ったりする製造課に配属されました。製造メーカーで仕事をする中で、いまの会社で身に着けた知識やスキルは、他の会社でも通じる力なのだろうか?実は「井の中の蛙」になっているのではないか?と思うようになりました。そこで、多くのお客様と対話をして、様々な業種や業界の問題を解決できる人材になりたいと考えたことがコンサルタントを志した理由です。

コンサルタントの仕事とは?イメージは?

コンサルタントの仕事とは?イメージは?

N.Y:

経営の3要素として「ヒト」、「モノ」、「カネ」が挙げられますが、情報化社会が進むことと、これまで手作業で行ってきた各種業務がデジタル化され、経営において「情報」が重要な要素になると考え、就職活動の時は、情報通信系のコンサルティング会社を中心に就職活動をしていました。

ただ、正直にお話しすると、コンサルタントという仕事に対するイメージは曖昧でした。「会社経営者の相談役」というイメージで、経営者が課題に思っていることを解決することがコンサルタントの仕事だと思っていました。
でも、実際にコンサルタントとして働き始めると、何が課題かを経営者と一緒に見つけることと、見つけた課題に対して、会社の文化やこれまでの制度を踏まえて、どのようにアプローチするかを考え、実践することがコンサルタントの仕事の本質だと思うようになりました。

M.H:

私が思うコンサルタントの仕事は、付加価値を提供することだと考えています。
例えば、営業という職種は、売る商品があるので、実在する商品を売ることが仕事だと思います。一方で、コンサルタントは、購入頂いた製品(商品)を使って、企業や経営者が抱える課題を解決することが求められます。

  • 購入した製品をどう利用すれば、課題を解決することが出来るのか。
  • どの課題を解決することで、従業員の生産性が向上するのか。

など、製品や商品を購入するだけでは得られない” 付加価値”を提供することがコンサルタントの仕事だと思っています。

人事領域専門のコンサルタントの面白さは?

人事領域専門のコンサルタントの面白さは?

M.H:

昔の話になりますが、会社の利益を上げる要因として「労働人口×労働時間」という考えがありました。多くの従業員を雇用し、長い労働時間働いてもらうことが、会社の利益に繋がっていた時代です。

しかし、技術の進歩が急速に発展し、インターネットの普及から現在のスマホに至るに、変化のスピードが急激に早くなっています。さらに、労働人口が減少し、長時間労働に起因するメンタルヘルスの問題が社会現象化する中で、これまでの考え方とは違う考え方が現代では求められています。

最近では、書店に平積みされた「戦略人事」、「タレントマネジメント」、「HRM(ヒューマン・リソース・マネジメント)」などについての書籍を目にする機会が増えたと思います。これは、先ほど、N.Yが話した「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」において、「ヒト」の活用方法に社会全体が注目し始めたサインだと思っています。

 

「企業は人」という言葉がありますが、労働人口と労働時間で生産性を高められなくなった今、従業員一人ひとりの能力にあった配置を行ったり、従業員が活躍し続けるための教育を促したりすることが企業成長に不可欠だという考えがビジネス界に浸透してきています。そういう時代に、人事領域専門のコンサルタントとして携わることで、日本の働き方を変えるダイナミズムを経験できる点が面白さだと感じています。

N.Y:

私の場合も、M.Hが話したことに近いですね。
オデッセイは、SAP SuccessFactorsを導入する際に必要な認定資格を有するコンサルタントが多く在籍し、導入実績もトップクラスを誇ります。この豊富な導入経験を通じ、多くの企業が「ヒト」の活用を経営課題と認識し、オデッセイのソリューションが求められていることに面白さを感じています。

クライアントにソリューションを提供する際に、クライアント企業の人事システム、給与システム、教育システムなどの資料を読めば読むほど、企業それぞれの特徴や個性を知ることができるのも、この仕事の面白さの一つだと思います。

オデッセイのコンサルタントとして求められることは?

N.Y:

新卒後2年に亘って人事領域専門のコンサルタントとしてクライアント様と向き合う中で私が考える「オデッセイらしさ」は、自分で考えて、自分で動けることを求められるということです。
オデッセイが提供するSAPのシステムはパッケージ製品であり、業務要件とシステム制約がフィットしないケースが多くあります。その場合に「仕様なので実現できません」ではお客様の期待を裏切ることにもなりますし、M.Hが話した付加価値の提供も出来なくなります。
それゆえに、どのようにしたらクライアント様の要望に答えられるか、どのようなアプローチをすることで、システム的な課題を解決できるのかを自分で考えて、自分なりの回答が出せることが求められると思います。

M.H:

自分で考えて、自分で行動することはコンサルタントなので当然求められます。
また、人事業界のトレンドやシステムも日々新しくなっていますので、ベテラン社員であっても常に新しい知識や情報をキャッチアップし、学び続けることも求められます。
人事領域を専門とするオデッセイの強みは、「人事領域」という括りはあるものの、クライアント様の業種や業界は多岐に渡っています。例えば、サービス業のクライアント様が解決したい人事領域の課題の解決策を製造業のクライアント様が既に持っていることもあります。
このように、自社の中でも情報をキャッチアップしたり、他のコンサルタントと密なコミュニケーションを取ることで、クライアント様から質問された際に、求められる回答を瞬時に提供することも可能になります。
これらを実施するには、「自ら情報を取りに行くこと」や「自ら学び続けること」が大事なことだと思います。

就活生に伝えたい想い

就活生に伝えたい想い

N.Y:

とにかく「ヒト」に注目が集まっている!!これに尽きます。
また、オデッセイは従業員の多い会社ではない分、M.Hのような上長との距離も近く、学ぶ機会が多い環境です。何よりも、仕事を任せられる時期が早いので、自分の成長を明確に感じることができるのも大きな魅力です。

M.H:

「戦略人事」、「タレントマネジメント」といった、今までの人事コンサルが手がけてきていない領域に日本全体が手を出していくので、そこでトップに立てる可能性があります。
何よりも、少しでも興味を持ったら、会社説明会などに参加して頂いて、私たちの生の声を聞いて欲しいですね。
私たちが体験したことは、残念ながらインターネットでは検索できませんが、少しでも気になって頂けたら、「気になった」で終わらせずに、是非アクションを起こしてください。

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